8月のコラム「異年齢児交流保育の育ちの姿」 2024年08月16日

 8月は3.4.5歳児クラスは異年齢児交流保育を行っています。そこには保育園を卒園した小学生も体験ボランティアとして保育に入ります。同年齢ではできない遊びをお友達と一緒に楽しみます。


 今年はキャンプごっこをしたいというみんなの意見から、異年齢で役割分担をして準備を進めます。
 「私たちはテントを作るんだ!みんなではいれる大きいテントがいいなー」
 「バーベキューしたいから、お肉とお野菜とおにぎりをつくる!」
 「川を作ろう、魚も作って魚釣りしよう!」など想像力が膨らみます。
画用紙、カラービニール袋、空き容器など、様々な生活素材や道具を使って、みんなであれこれ話し合いながら作ります。


 3歳児のお子さまも年長組のお姉さんに教えてもらいながら、絵の具を使って紙粘土で作ったトウモロコシに色を塗ったりしています。
 「○○ちゃん、ここはね、この色がいいよ」
年長組のお姉さんが塗り方の見本を見せながら教えています。
 「うん、わかった。自分でできる!」
3歳児のお子さまも慎重にゆっくり筆を動かしながら色付けにチャレンジします。


 食事の場面ではスープをこぼしてしまった3歳児に
「ふいてあげるね」と大きなクラスのお友達が雑巾で拭きはじめました。それを見ていた他のお友達はスープをこぼしたお友達の頭をなでて慰めている姿があります。


 日常的な姿ではありますが、優しさやいたわりの気持ちが以前よりもぐっと芽生えてきた大きいクラスのお友達。年長児の様子を見て道具の扱い方を覚えたり、言い方を真似してみたり、憧れの気持ちから自分もやってみようとする気持ちが育まれている3歳児のお子さまたち。


 小学生も含めた異年齢で生活を共にする中で、面白さや楽しさを味わう体験を重ねながら様々な心情が育まれていきます。時には自己主張のぶつかり合いによる葛藤を経験することもありますが、豊かな体験が人とかかわる力を育んでいます。
夏の終わりにはみんなでキャンプごっこの集大成が出来上がる予定。
今からとても楽しみです。


                                              多摩境敬愛保育園  園長

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