6月のコラム「愛情満タン!感謝!人の喜びのために」 2024年05月25日
保育園に入園したばかりの頃、小さな赤ちゃんだったお子さまも、周りの人々の愛情エネルギーに包まれ心も体もすくすくと成長されます。その愛情のもと、なんでもチャレンジし、どんどん自己を発揮していきます。成長されるにつれ、お友達との関わりの中で葛藤やつまずきも経験しますが、その経験を乗り越えて人に対する信頼感や思いやりの気持ちが芽生えてきます。
ある日の5歳児コスモス組での様子です。喧嘩になったようですが、お子さまの中で自然に話し合いが始まりました。話し合いの中で「みんなの言いたいことはわかる、でもひとりのお友達に大勢で伝えたらひとりの人が悲しいよね」「お話したらきっと伝わるよ」と、お子さまだけで解決をしていきます。喧嘩を通して相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを整理しながら折り合いをつけ共に成長していきます。
その5歳児コスモス組の皆さんも卒園が近くなると、大きくなったことを喜び、1年生になることに期待を持ちます。保育園の看護師さんは、「生まれてから今までの自分の成長を体感することで、大きく成長した自分を知り、また育ててくれた身近な方々への感謝の気持ちを抱いてほしい」とカードをつくりお子さま達にプレゼントをします。カードを開くとそこには長いリボンが出てきます。その長さはお子さまが生まれてから今日まで伸びた身長の長さです。お子さま達は「わー!」と歓声を上げ、自分の体にリボンを当ててみたり、お友達のリボンの長さを見て比べたりします。大きくなった分の体重を実感するために、大きくなった分の体重と同じ重さのお米をもった時の様子の写真も貼られています。
そのカードをお友達と見ながら、自然と小さかった時の話になり、「ママのおっぱい飲んでいたね」「歯がなかったよ」「歩けなかった」と口々に話をします。そしておうちの方からしていただいたことに話が移り、「なんでもしてもらっていた」「優しかった」「保育園に一緒にこられて嬉しかった」そして「こんなに小さかったのが大きくなれて感動した」「大きくなれて嬉しい」「生まれてきて良かった、嬉しい」「育ててくれてありがとうっていいたい!」と最後は感謝と喜びの言葉があふれ出てきます。
お子さまが、お友達、職員、ご家族、地域の人々、園に関わる全ての人との関わりを通して人への愛情や信頼感、感謝する思いや尊敬する気持ちをもって、幸せに生きる力のみならず、人をも幸せにする力をもって未来へ羽ばたいていくことを確信しています。
敬愛たかお保育園 園長