1月のコラム「創作劇活動を通して、お子さまの心の育ちを育む」 2024年01月04日
2024年 新しい年を迎えました。保育園では凧揚げやかるた等、お正月ならではの遊びを楽
しむお子さまの姿が見られます。
1月になると保育園では2月に開催する「もものつどい(表現発表会)」の練習が始まります。
「もものつどい」は敬愛学園の桃の園章にちなんで名づけられた表現発表会です。毎日の保育園生
活の中で各学年の発達年齢に応じて、お子さまがお友達や先生達と過ごす中で楽しく取り組んでい
るリズムやオペレッタ、器楽合奏など、音楽・言語・表現教育活動を発表します。
毎年5歳児クラスは「もものつどい」の中で創作劇を発表します。一年間の保育の中で大切にし
てきたクラスモットーを基に、四季折々の様々な経験の中で育まれたお子さまの心の育ちをストー
リーに重ねながら、お子さまと担任保育士で作り上げていきます。
5歳児クラスの「もものつどい」のねらいは、「友達と一緒にお話を作り上げていく楽しさを感じ
る」「全員で気持ちを一つに助け合いながら創作劇に挑戦し、人前で表現する達成感や満足感を味わ
う」「日常の経験を音楽や言葉を通して表現発表することを楽しむ」の3点です。
今年度のクラスモットーを「やってみよう!コスモス研究所」とし、様々なことに挑戦してきた
中で、お友達と意見が合わなかったり自分に自信が持てなかったりと、お子さま一人一人が体験し
てきた思いを『きみのこころをつよくするえほん』との出会いにより、お互いを認め協力しやり抜
く力として育まれてきた心の育ちを表現します。今年度の創作劇のタイトルは「だいすき モヤモ
ヤくん」です。
「こんなときどうする?」「お友達はどのように思ったかな?」「なんて言ってあげればよかった
のかな?」等、実際に4月から起きたことを振り返りながら、「やってみよう!コスモス研究所」と
してお子さまと保育者でお話を作りました。お友達の意見を聞く、相手の考えることに気づく、そ
してまたみんなで考える…この繰り返しがまさに主体的で、対話的な深い学びにつながりアクティ
ブラーニングの実践となっています。
もものつどい当日のお子さまの出来不出来ではなく、相手の良いところを認め合いながら、お話
をお友達や保育者と意見交換しながら作りあげていく、この過程の中でのお子さまの心の育ちこそ
が最も大切なことだと私たち保育者は考えています。
「もものつどい」が終わると、就学迄2カ月足らずとなります。「自分たちで意見を出し合い、
考え、力を合わせて表現活動をした。」この経験を、自信につなげ歩むことが出来るようお子さま
達を見守りたいと思います。
2024年も お子さまが心身ともに 健やかに成長されますように。
敬愛保育園園長