8月のコラム「お子さまの成長発達のために ~いまだからできる体験を~」 2023年08月18日

 7月7日・8日の2日間で、年長コスモス組のお子さまと職員で「高尾の森わくわくキャンプ」を体
験しました。
 お天気にも恵まれ、お子さまも職員もいつもと違う環境で様々な体験をする中で、新たな発見や不思
議に出会い、感動することが出来た2日間でした。
 現在のコスモス組は、全員で18名と比較的少人数で毎日活動しています。2歳児ドリーム組の頃か
ら、コロナ禍で生活することになったコスモス組のお子さま達を取り巻く環境は、大きく変化しました。
 保育園においても、異年齢のお子さまとの交流が難しくなってしまったり、地域との関わりが減って
しまったりすることで、社会の中の小さな集団での限られた活動にはなってはいないかという不安・・・。
そして“環境を工夫しながら今出来ることを精一杯する”というスタンスで保育活動を進めてきた3年
間ではありましたが、月日を重ねる中で、お子さまの成長発達に沿った十分な経験ができているかとい
う心配はぬぐい切れません。
 そんな中、法人内の他園のお子さまや職員とも関りながら「友だちと一緒だからチャレンジできるこ
と」や、「大勢の友だちや大人と同じ時間や体験を共有すること」「家から離れた環境で自立して生活す
ること」など、わくわくビレッジで一泊するキャンプという機会が、コスモス組のお子さまにとっては、
今後の成長の大きな糧になる、また同時にお家の方にとっても大切な経験になる「この経験は必要不可
欠」という思いでリーダー全員が一致し、令和5年度も「高尾の森わくわくキャンプ」を実施する方向
で計画を立てました。
今年度キャンプ前に書いていただく調査票には、9割がたのお子さまが「お家の方から離れての宿泊
経験がない」と記されており、やはり様々なことにコロナ禍の影響を感じました。
4園のお子さまが手を繋ぎ、大きな輪になり歌ったり踊ったり、燃え上がる炎を囲んでキャンプファ
イヤーを楽しんだりした様々な経験は、日常保育では味わうことのない本当に心に刻まれた貴重な経験
となりました。
 18名全員で共有した2日間の体験を終え、コスモス組のお子さまとお家の方が“ギュー”をする時
間を設けた解散式で照れ笑いをするお子さまたちの姿をみながら、ひと回りもふた回りも大きくなった
ように感じたのは、お家の方だけでなく職員もみな同じでした。そしてほっとした表情でその様子を見
守る職員からは、安堵感とともに達成感を強く感じているようにうかがえました。


                                 敬愛クレヨン保育園 園長

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