9月のコラム「感性豊かなお子さまに…教えられたこと ~夏ならではの経験・体験から~」 2021年08月31日

 今年はセミを何匹捕まえたのでしょうか?
園庭の木にはセミの抜け殻や地面から出てきた穴が…。
セミの鳴き声に誘われて網を持ってセミ探しが始まります。
 網の中に入ったセミをこわごわ触る姿から今ではしっかり胴体を抑えて触れるようにな
り本当にたくましい姿になりました。
 セミの抜け殻を見てオスかメスか見分けるお子さまに「どうしてわかるの?」と聞くと
「図鑑をみたからわかった」とのこと。自ら調べて習得する姿に「すごい!すごい!」と大拍
手でした。毎日の遊びの中で発見したり実物を触ったり感じたり、全身で物事のあるがまま
の姿を捉えているからこそ、書物に書いてあることもすぐに理解、納得、吸収することがで
きるのですね。こうしてどんどん好奇心、探究心が満たされ、毎日楽しくてしかたないとい
ったお子さまには「やってみたい!やってみよう!」の心が育まれています。
 新型コロナウイルス感染症のため緊急事態宣言が発令され予定していた行事が中止、延
期となってしまった時にお子さまから学んだことがありました。
 担任の先生が何故中止や延期になったのかお話しすると「じゃあみんなで栗拾いごっこ
すればいいよ」「わくわくDAYごっこもいいんじゃない」そうです!!お子さまは次の遊びを
クリエイトしていたのです。
 大人は「残念」とか「仕方ないか」などの言葉になってしまうところを、もっともっと楽
しくしようよと前向きになり次のことを創造するお子さまの、何とみずみずしくふくいく
たる感性かと感動致しました。そして「…ごっこ」何と良い響きでしょう。そこには一緒に
イメージを共有し一緒に笑い合うお友達がいます。大人社会は少し目の前のことに窮々と
なりお子さまのように心を自由に広げ、前向きで楽しいことを創造することが出来なくな
っているかもしれません。お子さまの姿から全ての可能性は無限大だということを改めて
教えられました。やっぱりお子さまの存在は人類にとって何ものにもかえがたい”宝もの”で
すね。
 皆様の毎日が笑顔に包まれて元気に過ごしていかれますよう願っております。
                        敬愛フレンド保育園    園長

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