5月のコラム「地域のみなさまとともに」 2019年04月25日
風薫る季節となりました。あたたかな日ざしを受けて若葉がまぶしく、道端や公園には春の花たちが可憐に咲いています。
保育園のお子さまたちが入園・進級してから1か月…。新しい環境の中、保育者やたくさんのお友だちと一緒に、ゆったりと過ごしています。
天気がよい日には、春の自然をいっぱい感じながら元気に戸外遊び。木々やお花に囲まれた公園や近くの野山に出かけたり、電車が見える線路沿いを散策したり…。そしてそこでは、地域の方たちとの出会いもあり、それもまた戸外での楽しみのひとつになっています。「こんにちは!」とご挨拶すると、「元気だね」「かわいいね」とあたたかく話しかけてくださいます。よくお会いする方からは、「大きくなったね」「きょうはどこに行くの?」と言葉をかけて頂くこともあり、お子さまたちだけではなく保育者もとても幸せな気持ちになります。
公園では、近所の子育て家庭のみなさまにもよくお会いします。「ご一緒に遊ばせてください。」とご挨拶をする間もなく、すぐに近所のお子さまとの交流が始まります。すべり台の階段をお互いに気遣いながら登ったり、近くに寄り添ってそっと話しかけたり。お砂場では、スコップやバケツなどの「お砂場セット」の貸し借りも始まります。「かーしーて」「どうぞ」とおもちゃを譲り合って使って、お子さまたちの「地域交流」は大人よりも自然で、ほほえましく感じます。お砂場セットが混ざり合って、遊び終わった後に地域の方と確認し合いながら分け合うこともしばしばです。
また、地域の方を園にご招待することもあります。日常の園生活を一緒に体験して頂いたり、一緒にお誕生日をお祝いしたり、歌や楽器の演奏を楽しんだり。保育園によって内容は違いますが、お子さまたちの豊かな保育のためにも、また地域の方に保育園を知って頂くためにも、大切な活動のひとつとなっています。
地域の方々に見守られ、地域の方々とともに成長するお子さまたち。様々な人々にあたたかく包まれながら、青空を悠々と泳ぐこいのぼりのように、心も体も大きくなってほしいと思います。
敬愛ハーモニー保育園園長 栢原 武彦