1月のコラム「SDGS活動を通して~協力して「ろ過装置を作ろう!」~」 2025年01月04日
お子さま達の「あけましておめでとうございます!」の元気な挨拶と共に、新年が始まりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。
毎日の豊かな園生活の中で、お子さまの興味関心が様々な方向に広がり豊かな感性が日々育っています。敬愛学園では「SDG‘s 17の目標」をもとに、各年齢発達に合わせて「ESD教育(持続可能な開発のための教育)」を行っています。
ゴミ収集活動から、お子さま手作りの「ごみ捨て防止ポスター」を作成し公園に掲示する活動につながり、お米屋さんに来ていただき、自分たちで育てたお米について学び食べ物を大切にすることを教えていただき食への関心も広がりました。
その中、5歳児は「SDG‘s目標6・安全な水とトイレを世界中に」について、お子さまが主体的に取り組む姿が見られました。
きっかけは自然の図鑑を見ていたお子さまが、ろ過をしてきれいになった水の話を見て「自分でもやってみたい!」と、ろ過装置作りに興味を示したことでした。その思いはだんだん周りのお子さまにも広まり、ろ過装置に必要なものを自分たちで調べ、公園に行って小石を集めたり、木炭を探したりしました。たまたま地域の火災訓練が近隣の公園で行われていたことを知ったお子さま達は、「かじのくんれんをしていたから、ぜったいにあるはず!」と話しながら公園の隅から隅まで探し回り念願の木炭を見つけて大喜びし、その後も職員と一緒に「綿」を買いに行ったり、手作りのポスターを作成したり、園内の職員に呼び掛けてペットボトルを集めたりと、お友達同士で手分けしながら準備をすすめました。試作品を作りドキドキしながら園庭の砂場にたまった雨水をろ過装置の中に流し込み、少しずつ出てきた水を見てお子さま達は大歓声をあげていました。ろ過した水を「しょくぶつにあげたい!」「のんでみたい!」「いきものにあげたい!」と考えていたお子さま達。見事大成功した試作品のろ過装置を囲んで、次は一人一つずつ作ろうと話し合いました。お子さまの「やってみたい!」が叶った活動になったとともに、SDG‘s活動への関心がますます高まった活動になりました。これからの多様化した社会の中で、他者と協力しながら自分たちの生活の中で様々な工夫をし、心が豊かな生活を持続していく力をつけながらお子さま達に育ってほしいと願っています。
敬愛こども園 園長