10月のコラム 「お山の感動」 2024年09月27日

 木々をかき分け探検しているお子さま、泥の中で仁王立ちとなり両手に山盛りの泥を手にするお子さま、大きな倒木を4人がかりで運び秘密基地をつくるお子さま、草花をあつめペットボトルの中にいれ色水遊びをするお子さまと、思い思いに遊んでいる姿があります。みなみ野敬愛保育園は七国公園や自然豊かな緑地と隣接しており、常に自然とふれあっています。
 さらに、自然の神秘を発見する喜びは、お子さまにとって大きな成長の源です。たとえば、プレリュードの小路(門から玄関への道)では朝露に光るクモの巣や、スカイホールから見るともくもくと大きく成長する入道雲、秋の木の実集めや紅葉の変化など、自然界の小さな奇跡に気づく瞬間は「発見することの楽しさ」を学び限りない探究活動が続きます。

 green green(園庭)で雨の日のぬかるみで転んだり、予想外の強い風や木々のうねりに驚いたりする経験があります。自然とのふれあいを通じて、お子さまは環境に対する尊敬の念を持ち、感謝の気持ちを育む一方で、問題に直面したときの対処法や、失敗を恐れずに挑戦する姿勢も自然体験から学ぶことができます。

 お山で見つけた大小カラフルな石や小さな生き物を通してお互いに喜びや興奮を共有し、感情の交流が生まれます。自己表現の場を見つけると同時に、お子さまは他者の考えや感情を理解し、共感する能力が高まります。思考力や忍耐力、好奇心が刺激され、お友達との協力や、時として、自己制御の機会が生まれます。森の中を歩くとき、道に飛び出る枝葉を避け足元に気をつけながら歩くことで、集中力や注意力が養われます。虫や小動物、植物に触れることで、彼らに対する思いやりや好奇心、自然のサイクルへの関心が高まります。

 通称「お山」とのふれあいと、お子さま同士の関わり合い、自然の中で生まれる喜びや発見は、お子さまが他者と協力し、共に成長していくための貴重な体験が得られます。自然が持つ神秘に触れることで、お子さまは互いに尊敬し合い、共感し合いながら、豊かな人間関係を築いているなぁと感動いたします。
 今日も心揺さぶられるお子さまの感動がはじけています。


みなみ野敬愛保育園 園長

コラム一覧へ戻る