11月のコラム「お子さまの成長を見守り育む大切な場所」 2022年11月25日

 秋も深まり、毎年恒例のなべっこパーティーが開催されました。パティオ(中庭)のお砂場に、
テーブル、鉄板、五徳を用意し、キッチンの先生方が大きなお鍋で調理をします。なべっこパーテ
ィーの具材はお子さまと職員で話し合い、毎年ファーム活動に繋げています。


 今年は大根が16本と少なめでしたが、難しいといわれる白菜は60個も収穫することができ、
レインボー・コスモス組のお子さまは、収穫の喜びや満足感を大いに味わうことが出来ました。


 当日は、朝から収穫した大根や白菜をたらいで洗うコスモス組とレインボー組。各クラス順にパ
ティオに出て、調理をするキッチンの先生方のお話を聞いたり、調理手順を目の前でみたり、肉や
野菜を炒める音、匂いや湯気を五感で感じたりしました。お食事はどのクラスもパティオを囲み、
1階と2階のイマジンロード(広い廊下)やスカイガーデン(屋上遊技場)、パティオのウッドデッ
キでおいしく頂きました。食事中はスカイガーデンのお子さまとパティオのお子さまで声を掛け合
ったり、イマジンロードでパティオを眺めながら食事を楽しむお子さまと手を振りあったりと、あ
ちらこちらでほほえましいやり取りの姿がみられました。
 
 クレヨン保育園にとって園舎の中央にあるパティオは、お子さまの成長を見守り育む大切な場所
となっています。お子さまが大好きなお砂場があることはもちろん、職員によるパティオコンサー
トが開催されたり、体操レンジャーが登場して全園児でパティオを囲み体操を楽しんだりもします。
これから行われるパティオでのおもちつきやイルミネーションも、とても楽しみです。
 
 四季を通してお子さまに寄り添うパティオの今は、もみじが真っ赤に紅葉し、伊予柑の木の細い
枝の先には、大きく育った黄色い実がいくつも垂れ下がっています。毎年初夏になると、ヤマボウ
シの木にヒヨドリが巣をつくり、親鳥が卵を温め、孵化した雛鳥にえさを与えて巣立つまでの様子
をお子さまは目の前で観察することができています。
 
 なべっこパーティーという行事からパティオとお子さまとの関わりを振り返った時、あらためて
園舎という物的環境が、長時間そこで生活するお子さまに与える影響は計り知れないものがあると
実感しています。


                               敬愛クレヨン保育園 園長

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