保育のプロによる月刊コラム

保育のプロによる月刊コラム

2018年12月28日

1月のコラム「宇宙大に広がるお子さまの思いに全身全霊の共感を!」

敬愛たかお保育園では日々様々な活動が繰り広げられています。

みころものお山にいき、紫や、赤の宝石のような実を見つけ目を輝かせたり、大きな洞穴に入り、ここには何かが住んでいたのではと想像の世界に入ったり、急な坂道をお友だちときゃっきゃっと言いながら下ったり、大きな木の枝にロープを結び、即席のブランコに夢中になったりしています。

またハーモニーホールや、お部屋にはお子さまが「描きたい!作りたい!」と思ったらすぐ行えるよう折り紙、ペン、クレヨン、紙、セロテープ、生活素材と用意されています。1枚の平面の紙が棒になり棒と棒を合わせ星のような形を作ったり、同じ形を2つ合わせ立体的な作品を作ったりしています。頭や手につける装飾品も作り、憧れの先生やプリンセスになりきっています。

ライブラリーではたくさんの絵本が用意されています。お子さまは自分の生活している世界しか体験できませんが、絵本を通して未知の世界との出会いにわくわくどきどきしながら絵本の中の主人公の生活も冒険も楽しんでいます。

3階のスターホールにはグランドピアノはもちろん、マリンバ、ティンパニ、カホン、大太鼓などの楽器があります。「楽器は赤ちゃんのように大切にね」と言葉と共に本物の楽器に触れます。そして音がでた瞬間、それはそれは嬉しそうな表情をします。

園庭には13種類の実のなる木がありますが、今年は柿が大豊作でした。お子さまが柿ジャムをつくりました。柿が本来持つ優しい甘さの美味しいジャムができました。土や雨、太陽の光によって柿が成長するのをずっと見てきたお子さまは大切そうにジャムを食べていました。

そんな時、お子さまの心の中に広がっている宇宙大の思いに全身全霊で共感していきたい!そう思い、私たち保育者が大切にしていることがあります。

それはどんな時も肯定的なプラスの言葉をかけていくことです。

「きれいな実を見つけたの?見せてくれてありがとう」「お友だちに優しくできるんだね、素晴らしいね」「自分で発見したの?すごいね」「手伝ってくれて嬉しい!助かったわ」温かい言葉がけによってお子さまは自ら育つ力をぐんぐん伸ばしていきます。

「スキンシップ」も大切にしています。お子さまは楽しかった事、嬉しかった事、時には悲しかった事を保育者に伝えようとします。そんな時は目と目をあわせ、心をこめてお話を聴きます。優しくそっと抱きしめたり、温かいまなざしを注いだり、あなたがどんなに大切な存在であるかを表現するようにしています。

全てのお子さまが自分らしさを発揮し、いろいろな世界で活躍する事を心から願って、大人もお子さまも笑顔になれる言葉が溢れる毎日を創造してまいります。

 

                            敬愛たかお保育園 園長 中村愛子

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