保育のプロによる月刊コラム

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2018年1月25日

2月のコラム 「ドリームすいぞくかん」

1歳児ハッピー組のお部屋に、保育者が『ハッピーどうぶつえん』として

ぞう、キリン、カバなどの写真を貼りました。

ハッピー組のお子さまは、「ぞうさん!」「キリン」「これは?」と興味津々。

 

その様子を見ていた2歳児ドリーム組のお子さまがその保育者に、

「ドリームさんにも、どうぶつえんつくって!」と言ってきました。

「どうぶつえんは、ハッピーさんにあるから、ドリームさんは何がいいかな?」

と、そのお子さまと色々考えてみました。

「海の生き物は?」と保育者が言うと

「それいいね。うみのいきものにする!!」と言って、2人で

『ドリームすいぞくかん』に決めました。

「海の生き物は、何がいるかな」と聞くと、

「せんせい、シロナガスクジラをつれてきてね」と言われ、

保育者は早速、シロナガスクジラの写真を貼りました。

「やったぁー!!」と、大喜びのお子さま。

その日から毎日、一頭・一匹ずつ海の生き物が増えていきました。

「イルカ」「あしか」「うに」「くじら」「カクレクマノミ」・・・

お子さまは、家に帰ると海の生き物は何がいるのか“図鑑”を見ているそうです。

そんな、2人のやり取りから、他のお子さまにも広がり、

今ではたくさんの海の生き物が貼ってあります。

先日、お昼寝の時に「せんせい、こんどはハリセンボンがいいな!」

と、ニコニコして話すお子さま、

「捕まえられるかな?」と保育者。

「あみでつかまえてきてね」とお子さま。

『ドリームすいぞくかん』に新しい仲間が増えました。

 

また、『ハッピーどうぶつえん』の動物も増え、

今では動物のウンチに興味を持っています。

「キリンのウンチはなんでコロコロなの?」

「ぞうのウンチはどのくらいおおきいの?」

「カバはどうしてウンチをとばすの?」

 

お部屋に写真を貼ったことから、お子さまの興味・関心が広がっています。

絵本を見たり、図鑑で調べたり・・・・。

好奇心や探究心は、こんな何気ないところから始まります。

 

お子さま自らが、「見たり」「聞いたり」「試したり」・・・

そんな“環境”がとても大切です。

ほんの小さな発信を見逃さずに、

心豊かな環境づくりが大切ではないでしょうか。

 

                                敬愛桃の実保育園 園長 山田 寿恵

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