保育のプロによる月刊コラム

保育のプロによる月刊コラム

2016年3月25日

4月のコラム 「どんな時も 自分らしく」

平成28年2月27日に敬愛たかお保育園初めての表現発表会、「もものつどい」が行われました。0・1歳児は親子でふれあい表現、2歳児はブレーメンの音楽隊をアレンジした表現遊び、3歳児は、おにぎりにんじゃという絵本がモチーフとなったオリジナルミュージカルです。

音楽を聴いて、歌って奏でて、音楽を通しいろいろな人と心を通わせる喜びをもてるお子さまに・・・

音楽を聴けば様々な物語を描けるような楽しい世界を感じられるお子さまに・・・

たくさんのジャンルの音楽を聴いて、音楽の世界を知り楽しさを感じられるお子さまに・・・

そう願って季節溢れる歌をうたい、本物の楽器を奏でる機会を存分に作り、体を使ったリズム遊びを楽しんできました。オリジナルミュージカルも制作し、お子さま達は先生と一緒に喜んで演じていました。このプロセスを通して、感性豊かなお子さまへと成長していくことが大切でした。だから本番は、大勢の人が見ている中で、少し高い舞台に登り、ライトを浴びて表現するのですから、泣いたり、ぐずったり、緊張するのも、それでいい、なんといってもプロセスが大切なのだから・・・という思いは当日大きく覆されました。音楽がなったら手を打ち鳴らし、両足を屈伸し、時にはジャンプをし、まわって走って、心と体と音楽が一体となっている様は圧巻でした。これが0・1歳児です。2歳児は、おうちの方と別れて舞台に行きますので、本来は大泣きになるお子さまがいて普通です。12年間2歳児の卒園式を行ってきたのですからわかっているつもりでした。しかしお子さま達は舞台に上がるといつも通り、いいえそれ以上に先生との掛け合いを楽しみ「ぼく、私はここにいるよ!」とばかり、大きな元気な声で歌う事を楽しんでいました。(実はどの動物になるか、お面をその時の気持ちで選ぶことになっていました。まさに2歳児のライブです)3歳児は最初、緊張の面持ちで舞台にあがってきましたが、音楽がなると、緊張もどこへやら・・・心から歌い、物語の世界を楽しんでいました。器楽演奏も始まる前のシーンとした空気感から一転、タンブリン、カスタネット、鈴のにぎやかでかわいらしい演奏でした。お友達と一緒に充実感や達成感を味わったことでしょう。
お子さまのいつもと変わらない、それ以上の素晴らしい表現に職員は感激でいっぱいになりました。どんな時も自分らしくいられること。こんな素晴らしいことはないと思います。
いつもどんな時も自分を認め、愛情をかけている大人がそばにいたからこそ、自分らしさを発揮できたのだと思います。
これからもお子さまの声にならない声や行動から心のメッセージを読み取り、お子さま一人ひとりを敬い大切に丁寧な保育を行っていきます。
          夢描き 感性 豊かなお子さまに・・・
                                                   敬愛たかお保育園  中村愛子

一覧に戻る

ページのトップへ