保育のプロによる月刊コラム

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2014年9月1日

9月のコラム「お子さまから受ける幸せ」

私たちはいろいろな場面でお子さまの愛くるしさを感じます。
その思いが小さな体からあふれ出てくる瞬間に出会えることは幸せそのものです。

全園児でお祝いする誕生会。誕生者は冠をつけて年長児から順番に並んで登場し、自分の名前と年齢、ちょっとしたインビューがあります。いつもと違う雰囲気に、担任の保育者と離れがたい素振りのお子さま。「先生、ここで待ってるね」と側を離れて待ち、登場したときには感激の拍手!そして、お子さまも担任にできたと目でアピール。

2歳児クラスの3名が8月生まれ。3人そろって冠をかぶり、5歳児、4歳児、3歳児の後に登場すると、うれしくてうれしくて笑顔が輝き感激しているのか知らず知らずに手を握り合うお子さま達。
自己紹介でマイクがいよいよそのお子さま達のところへとまわってくると、急に笑顔が消えてしまいました。やはり、2歳児のお子さま達です。こうしてみんなの前に座っていられただけでもすごいこと。最後に誕生日カードのプレゼントにうれしい笑顔が戻ってきました。

あるクラスの様子
担任の姿が見えなくなると「ママーママー」と泣いて、別の保育者が抱っこしてもしばらく泣き続けるお子さま。
保育者との愛着関係がより強くなり、その中で日々お子さまの様々な表情、しぐさ、行動、言葉は私たちにかけがえのないものとなっています。これが人と人との信頼、絆となるのでしょうか。
 
そしてこの夏にボランティアで来て下さった高校生の感想に幸せを頂きましたのでご紹介します。
「小さい子は得意でそしてお世話するのが好きだったので、実際に保育園に行ってみてどのようなものかずっと確かめたいと思っているところがありました。そして今回お手伝いをさせてもらい、終わってみて、率直な感想は、かなり疲れたです。でも思い返すととても楽しく良い経験をしたなと感じます。自分の進路として保育士という仕事を少し考えていたので、その点に関しても本当に良い時間を過ごすことが出来たと思っています。一番感じたことは優しく接するにしても厳しく接するにしても、愛がこもっているなと強く感じました。今回の体験を通して、自分の進路の一つとしてではなく、これからは本格的に考えていこうと思いました。何よりも子どもたちと一緒になって笑えてとても楽しかったです。」

人を育て、そして育てられ、皆が育ちゆく保育園。
これからも、職員全員でお子さま達の為に幸せな愛の園を築き上げて参る所存です。

多摩境敬愛保育園 福岡祐子

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