保育のプロによる月刊コラム

保育のプロによる月刊コラム

2012年8月1日

8月コラム 「ぜーんぶ 楽しい!」~感動する心を育てる~

太陽のまぶしい季節となりました。わくわくするような楽しいことが盛りだくさんの夏。
毎日、保育園の屋上やテラスから、水遊びやプール遊びを楽しむお子様の歓声が響いています。アクアセラピーという言葉があるように、冷たい水の感触や涼しげな水音に癒され、心も体も心地良く感じ水しぶきの中に元気いっぱい遊ぶお子さまの姿が見られます。
 この夏、年長組さんはキャンプに参加しました。豊かな自然に囲まれ心も体ものびのびと過ごした一泊二日の「わくわくキャンプ」。
お子さまは、「キャンプ楽しみだな、早く行きたいな!」と、当日は生き生きと目を輝かせ元気に出発。敬愛学園5園のお子様が各園カラーのTーシャツを着て集まりました。初めて出会ったお友達とも名前を紹介し合い手をつなぎゲームを一緒に楽しんだり、力を合わせて一つの事に取り組む中で次第に心が通じ合っていくお子さま達。レストランでは大好きなメニューに「みんなと食べると美味しいね」と大満足…大きなお風呂に入って「気持ちいいー」と真っ赤なお顔…キャンプファイヤーの火に赤く照らされパチパチと火の粉が舞い上がるのを見上げ「あの火の粉はどこまで行くのかな…天まで届いてお星さまになるのかな」と火の粉が見えなくなるまで空を見上げるつぶらな瞳…朝起きると「せんせい、キャンプってぜーんぶたのしいね!」と第一声、きっと寝ている間もキャンプの夢を見ていたのかもしれませんね。
お友達や先生達と一緒に、初めての経験を通して多くのことを身につけられたお子様達、心が動く発見や感動そして、嬉しくて楽しい体験をみんなと一緒に共有するという、貴重な体験を積むことが出来ました。
心からの感動を小学校までの間にたくさん経験した事は、きっといつまでも大切な宝物になることでしょう。全身を駆け巡るような感動、しみじみと胸を打たれるような静かな感動、その「感動する心の芽」を大切に育み、「ぜーんぶたのしい」をまた聞いてみたいと思います。

 敬愛保育園 園長  山川 孝子

一覧に戻る

ページのトップへ