この建物は21世紀にはばたく130人の子ども達のための大きな家です。
敷地は綿密なマスタープランに沿ってつくられた多摩ニュータウン21住区の中にあり、南側の住区道路と北側の歩行者専用道路に接しています。両方の道路からアプローチできる様に建物内部に「渡り庭」が設けられました。ここは土足のまま通り抜けでき、縁側みたいなスペースがあって、なんとなく人が集まれる様になっています。この建物の中心は大きな吹抜けをもつホールで発表会の時などは保育室と一体になった空間は小劇場と化します。
庭との関係は特に重要で、南側園庭で遊んだ子ども達は、丸い園庭エントランスより出入りし、ここは夏にはプールとなります。北側プロムナードコートは遊歩道と一体になったオープンスペースとして街に対して「開いた場」を提供します。
- 「やさしさ」を肌で感じる保育園。
- 文化的な薫りがあり、文化の創造がある保育園
- 光と風を感じる保育園。
- 子どもを視点に据えた保育園。
「保育園の主役」はやはり「子ども」です。 - 子どもの「もうひとつのお家」。それが保育園です。
やすらぎとくつろぎ - 子どもの目線、スケール、心理、感覚、感性を重視した保育園。
- 大地に接した保育園 「園舎」と「園庭」との接続関係
- 子どもを核に職員・保護者・地域の人たちのための保育園
- 一日の大半を過ごす「子ども」と「職員」が共生し、幸せを感じられる保育園。
- 地域に拓かれた保育園・地域福祉に意欲的に寄与する保育園
- 園に通う人、地域で子育てをしている人
地域で子育てをしようとしている人をも積極的に支援する保育園 - 今後の高齢社会・少子社会・障害者共存社会・・・
ノーマライゼーションという考え方を大切にした保育園。 - 「地域育児センター」としての保育園
- 動と静の空間、活動と休息の空間、
広い場と狭い場のコントラスト、
内と外との融和と変化、を考える。
ニーズに対応可能なフレキシブルな保育空間。 - 子どもの活動3要素は
「くう」 「ねる」 「あそぶ」であるということ。 - 子どもの成長発達と生活にとって「保育」と「給食」は
一体不離であり「保育」と「給食」は両輪で健全なもの
となるということ。 - 処遇スペース(保育と給食)と
管理スペース(事務)との融合と連携。 - 「本物志向」の保育園でありたい。
木・石・土・鉄・布・コンクリート・・・。 - 「自然」と仲の良い保育園でありたい。
- 建物は竣工時が最高ではなく、
実際に使う者の工夫でより良きものになっていくもの、
という考え方を大切にしたい。(反語表現) - 建物は朽ちたり、壊れたり、錆びたり、剥がれたり、
落ちたりするものであり、
それに手を加えていく事により
愛着や味わいが増してくるという
考え方を大切にしたい。(反語表現) - 伸び伸びと大らかな子どもになって欲しい
という願いが込められた保育園 - 構造体や構造素材が表出していることにより安心感があり
想像力をかきたてられる。好奇心旺盛な造りでありたい。 - 個性豊かなユニークな建物であり、
一つ一つが意味のあるものでありたい。
大きさ・材料・色・・・。 - 保育環境の中で「いつも友達がいる所・先生がいる・みんながいる所」である「保育園舎」は子どもにとって重要な環境である。
そして様々な人たちとの人間関係の体験の中で子どもは
人間を学ぶものである。
交流の場。オープンスペース。集いのプラザ。
保育園は子どもだけの夢の園でなく、
子どもだけの安住の地でもなく、隔離施設でもない。 - 建物が子どもの「品性」や「人間性」を育むということ。
「人が人として人になる」
成長過程における住体験・触覚体験・視覚体験などは、
その子の生涯教育の原点となろう。





























